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2017-01-11

【健康雑記】「医学的根拠」という危険な盲信〜半身浴編〜

以前に「半身浴は時間の無駄!“医学的根拠”は無い」という話題がありました。ここで出てくる“医学的根拠”という言葉。鍼灸を生業にしていると、ちょいちょいこの言葉で揚げ足を取られる事もあります(苦笑

実は定義が曖昧な言葉

この件で、半身浴を推奨しているのも医師(代表例、進藤義晴) 批判しているのも医師(代表例、早坂信哉)という点に注目してください。この時点で「医者が言うから」という理論構築こそ時間の無駄になります。半身浴を推奨しているのも批判しているのも医学の専門家。医師の間でも意見は分かれており統一見解はでていません。論文のデータや数字はいくらでも都合の良いように解釈できるし、それ以前に、そもそもの目的が違えば検証の方法論なんていくらでも変わってきます。「結果ありきの実験」という言葉のアレです。

 

記事の書き方も曖昧

ちなみにこの記事http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/182943の後半で
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「40度のお湯に10分間、肩まで浸かる」という非常にシンプルなもの。「浮力を感じることで、脳からリラックスのサイン・α波が出る」そうだ。
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とありますが、体質的に40度のお湯に10分浸かるのはのぼせてしまい、かえって健康を害する恐れがある人もいます…と思って最後まで読みすすめると「心臓や肺の弱い人や高齢者には、水圧のかからない半身浴は有効」と表題に対してしっかり防衛線貼ってあったりします。加えて「ダイエット」に注目した時の入浴法として、42℃で全身浴・20分、ヒートショックプロテインを刺戟する方法が提唱されていますが、交感神経を刺激して…となるとそれってβ波じゃねぇ?という疑問もでてきます。仮にこの反論が正しい場合、記事にある「40℃で全身浴・10分」でα波を刺激してダイエット…という点は矛盾が生じてきます。

医学的に新しい発見がされ続ける人体

半身浴から話は飛びますが、先日「350年間、脳内に存在しないとされていたリンパ管が発見された!」…という研究報告がありました。これも現代医学の理論上「見つかってなかったから存在を否定されていた」だけの話であって、有史以前から人間の身体には存在していて機能していました。ちなみに「脳にリンパ管が無い!」と言ったのも医師で「脳にリンパ管がある!」と発表したのも医師です。小保方さんばかり目立ったSTAP細胞の件も論文作成には笹井医師も関わっており、今になってドイツの大学で一定の研究成果を上げた報告が出ています(参考:http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081.html)最近では、臓器とされていなかった腹膜が新しい臓器として“発見”されたという記事がありました。さて、何が正しいのか?その“医学的根拠”とは何ぞや?

 

無責任な医学的根拠という言葉

案外、我々が「医学的根拠」と騒いでいるのも「⚪︎⚪︎先生が言ってた」レベルの内容がほとんどだったりします。あとは自分たち都合の良いように理論を組み立てて、自分の本や商品を売りたいだけだったり、相手の商売の足を引っ張りたいだけだったり…と(都合の悪いことはガン無視してw)一昔前は「卵の食べ過ぎはコレステロール値が上がるから死にたくなかったら止めろ」とお昼の健康バラエティで“医学の常識”のように医者じゃ無い人が語ってた覚えがあります。

この時に「医学的根拠」という言葉を振りかざして傍若無人に振る舞う人がいますが、言葉に振り回されて健康を害したとしてもその人は責任は一切とりません。半身浴に限らず巷に溢れている健康法の多くはその定義が曖昧なものばかりです。万人に効く健康法なんざございません。それらの情報を元に「自分に一番合う健康法を探す」という事が大事になってきます。

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