toggle
富良野で出張に特化した施術サービスを提供しています。日中に時間の取れないかたや外出が困難な方…等々。お気軽にご相談ください。
2017-01-16

【業界考察】「整体」と「整骨」と「マッサージ」の違い

これもよくある質問なので、端書き的にまとめておきますが…。現実問題として、お客様にとっては結果がでれば大差がないのが現状です(苦笑

 

整体の定義

ぶっちゃけ、定義は曖昧です。基本的には「身体の調整をして身心の不調を取り除く事」ですが(“治す”という言葉は医療法上使えません)日本では「手技療法」と呼ばれる民間療法にアメリカで発祥したカイロプラティック(骨をバキバキならすイメージのアレ)やオステオパシーなどの民間療法を組み合わせて、大正時代に用いられるようになった言葉です。整体の専門学校もありますが、卒業しても公的な資格は貰えません。(整体の国家資格は存在しません)何の経験もない普通のおっさんが「自分は整体師です!」と名乗っても何の罪にもなりません。もちろん、相当勉強をしている人もいますので、施術者によって知識と技術にバラツキが多いのが問題視される事が多々あります。協会の数も数えきれず、理論・技術共に統一されていません。カイロプラクティックの様な科学的・物理的手法と、中国医学・漢方医学の経絡理論・通常医療で臨床に使われる内臓体壁反射などの理論の混合形となっているため、やってる業界側も整理出来ていないのが現状です。

 

整骨の定義

正確には「柔道整復師」という国家資格の保有者のみが使える言葉です。「整骨院」と看板に出ていたら厚生省のお墨付きを貰った有資格者の施術が受けられる裏付けになります。(更に細かい話をすると「接骨」が正式…という話もありますが、今回は割愛で^^;) 保険治療を受ける事ができますが、症状は「骨折、脱臼、捻挫、 打撲、挫傷(肉離れ等)」の5つに限定されます。柔道整復師は急性の怪我に対応できるエキスパートという立場です。そのため、肩こりや全身疲労では保険は使えません。リウマチなどの症状でも整骨院で保険治療の受診はできません。整骨院は健康保険を使える安易なマッサージ施設ではありません。どんな症状でも健康保険を使って対応している整骨院は注意が必要です。(療養費の不正請求問題で逮捕起訴されている柔整師はあとを絶ちませんし、不正がバレた瞬間に責任を患者さんに転嫁する悪徳な奴もいます)肩こりなどの際に実費治療で対応してくれるところは比較的安心できるでしょう。知識に関しては3年間の専門的な勉強をし国家試験に合格している施術者になるので、自称:整体師に比べたら信用には雲泥の差があります。

 

マッサージの定義

正確には「あんまマッサージ指圧師」という国家資格の保有者のみが使える言葉です。「リラクゼーションマッサージ」や「アロママッサージ」などの言葉の乱立で安っぽい言葉の使われ方をされがちですが、立派な医療用語です。厳密に言えば無資格者がマッサージという言葉を使うと処罰の対象になります。医療目的の手技療法が中心になるため医師の同意があれば保険治療の対象になります。この際、症状が柔道整復師のように限定される事はありません。しかし、保険治療が行えるのは医師の同意があった時に限定されるため、現実問題として一般的な症状で保険治療を行うのは難しいのが現状です。中には手間のかかる手続きを嫌って保険治療をせずにリラクゼーション系の店舗で国家資格保有のあんまマッサージ指圧師が働いているケースもあったりします。

 

藤本がやってる事は何よ?

うちの看板にも「整体」という言葉が入っています。つまり「柔道整復師」と「あんまマッサージ指圧師」の資格は有していないという事です。保有する資格は「鍼灸師」であり、そのため柔道整復師のように手軽に保険治療を行う事もできず、マッサージという言葉も使えません。鍼とお灸での施術が中心になりますが「鍼は苦手で…」という方向けに手技療法を中心とした施術を行なうために、定義が曖昧で一般に馴染みのある「整体」という言葉を使っているのが現状です。鍼灸の理論が基礎となっているため、経穴や経絡を重点的に刺激する事が多く、そのため「独特なやり方」と言われる事が多くあります^^;

 

余談にはなりますが、リラクゼーション系の整体やエステも決して悪いものではありませんし、逆に資格者でも知識や技術力を疑ってしまうレベルの人もいます。良くも悪くも相性という問題もあります。目的に合わせて施術者を選ぶ…という事も受け手側にとっては必要な事になってきます(そして、選ばれる側の責任とプレッシャーを日々感じながら過ごしているわけでございますw)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。