中医論文や古典を基にした鍼灸

従来の施術では対応が難しい症状でお悩みの方へ

ネットを活用した情報収拾と直接仕入

中国では鍼灸治療と医療の共同研究が進み、様々な難病に関する論文が発表されています。
加えて、通信技術とIT機器の進化により、中国医大の論文や中医師の古い原典などが日本で入手しやすくなり、高精度な翻訳も可能になりました。
また、太い鍼や特殊形状の中国鍼も輸入代行サービスを通じて入手できるようになり、これにより従来難しかった症状に対するサポートが可能になりつつあります。

中国本国の施術法は日本の一般的な鍼灸治療とは異なり、強い刺激や薬品の併用がある…という現実問題もあります。
しかし、痛みの軽減や病気の進行の遅延に一助となる可能性があります。
治癒を保証することは(法律の問題もあり)できませんが、今後も難しい症状に対する相談に応じながら、研究データを参考にした対応を検討していく考えです。

併せて、ご縁があり「北京堂」という中国式鍼灸を主に扱う鍼灸師の先生から、直接、技術指導をして頂く機会があり、技術面・安全性の面でも向上に努めています。

従来の鍼灸で効果が出にくい方へ提案

中国式鍼灸施術は、以下のような目的で利用される方におすすめです。

短期間で”動ける身体”を作る必要がある方

強刺激の施術を希望する方/耐えられる方

特定の症状に対して、回復を早めたい方

抗凝固薬/抗血小板薬を処方されている方

金属アレルギー/鍼灸独特の刺激が苦手な方

安価な慰安目的の揉みほぐしをご希望の方

藤本
藤本

中国鍼での施術は体調の変化を実感する方も多いですが、施術後は回復する時間も通常の鍼灸施術より長めに(4〜5日のインターバルが理想)取ることをおすすめしています。 鍼の太さも通常の倍以上。使用する鍼数も3倍〜10倍の本数になることもあります。

実際の施術について/施術頻度の目安

大まかな施術の流れ

まずは問診を行い、自覚症状を確認。

差し支えない範囲で、職業や生活習慣、既往歴や通院状況/服薬中のお薬について、お話を伺います。

この時、施術前後の評価をするために、身体の可動域のチェックも行う事があります。

この段階で、中国式鍼灸施術が適さないと判断した場合や、お客様が鍼灸施術を受ける事に強い不安を感じる場合は、施術の提供を中止いたします。
(その際は施術料は請求しませんのでご安心下さい。)

*お客様判断による辞退の場合、交通費のみを請求させて頂く場合があります事、ご了承下さい。

問題がなければ、施術の用意をさせて頂きますので、動きやすい服装に着替えてお待ちください。

(専用施術着の用意もございます*事前予約優先)

身体の状態をチェック

問診の評価/判断に加え、局所の状態、お腹の状態(主に腸腰筋の圧痛)背骨/姿勢の状態など。

主訴になる箇所以外の状態も診ていきます。

また、筋反射テスト等を用いて、筋肉や神経系が正常に機能しているかの評価も行う場合があります。

この時「強い刺激=必ず効く施術」とはならないことにご注意ください。

限度を超えた強刺激は身体に悪影響となり、施術後に体調が悪化する事があります。

安全ため、刺激量をコントロールする目的で適切な刺激量を決めるテストなども行い、総合的に評価/判断して施術を行います。

部位や症状によっては、”刺さない鍼”を併用し、低刺激の施術も同時に行なっていきます。

実際の施術について

中国式鍼灸では「局所治療」を基本としています。

使用する鍼は中国の「中研太和」から個人輸入で仕入れたものを使用。

鍼の本数は30〜50本前後になることが多く(最大で約100本)基本的に刺激の強い施術になります。

また、身体の不調以外にも、美容目的の鍼灸施術や増毛目的の鍼灸施術など。

頭部〜顔面部への施術もこちらで承っています。

病名の公表は法律の都合上伏せさせて頂きますが、眼科や耳鼻科系の疾患の改善例もあります。これは効果を保証するものではありません事、念の為ご了承願います。

また、鍼灸以外の分野(現代医学や理学療法等の視点)からも検証を繰り返し、安全性/再現性の高い施術を行えるよう務めてまいります。

平均的な施術頻度

中国式鍼灸施術をご希望の方の多くは、スポット的な施術が中心となります。

平均的に症状が出た時に1〜2回程度。

重度の方の場合、週1回の施術を4回行い、1ヶ月程度で施術を終了する事が多いです。

また、通常の鍼灸施術や整体療法と併用し、繁忙期など必要な時に中国式鍼灸で対応する方もいます。

傾向としては

  • 肉体労働が中心の方
  • 継続的にスポーツを行なっている方
  • 持病があるけど仕事が休めない方の応急処置

などの方からリクエストが多い印象です。
(これは個人差があるので参考程度にして下さい

藤本
藤本

特殊な症状への対応は手探り状態なところもありますが、ご相談頂ければ可能な限り対応をさせていただきます。また、診断名がありましたそれを基に論文を翻訳し、個別の対応方法を提案させて頂きます。その際は、かかりつけ医師との相談も合わせてして頂きますようお願いします。

お問合せ前にご確認をお願いします。

以下のご希望は当方では対応を致しかねます。念の為ご確認の上、予約ページにお進み下さい。

1)店舗/宿泊施設での施術を希望の方
2)医師の診断を必要する/緊急性が高い方
3)インスタ映えを意識/危険箇所への施術
4)1回の施術で劇的な改善保証を要する方
5)お問合せ内容が明らかに施術以外の方

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最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。今後も必要とされる施術を提供すべく、日々、知識と技術の研磨に努めます。

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