自己肯定感を高め、生活の質を上げていく方法(実践編)

「自己肯定感」は大袈裟な話ではなく、自分自身の人生の基礎となるものです。

根拠なく自己肯定感を高めて自信過剰になるのも問題ですが、自己肯定感が低すぎるのも大問題。
仕事も人間関係にも悪影響が出てしまい、楽しいはずの人生がつまらないものになってしまいます。

また日本人は「謙虚」と「自己肯定感が低い態度」を混同してしまいがちです。
本当の意味で謙虚な人は自信に満ち溢れ、多少の事ではびくともしません。

昨今、ビジネスシーンにおいても「自己肯定感を高める方法」というテーマで議論がされており「自己肯定感を適度に高めることは、ビジネスの成功のみならず、生活の質にも影響する」ことがわかっています。

今回は、鍼灸師目線と藤本の願望/目標も交えて、自己肯定感を高めるために実践したい生活習慣の具体的な方法をまとめていきます。

(承認する…とか、傾聴する…、とかも大事ですが、ここではあくまでも「藤本の主観」で話を進めていきますこと、ご了承ください)

目次

とりあえず、藤本のアイディア10選

1)姿勢を整える

東洋思想的にも「姿勢(形)が変わると気持ち(気)が変わる」(その逆もあり)という考えがあります。

…と、難しいことではなく、姿勢が良いだけで、「あの人、なんか良さそう!」という印象にもつながります。

何より、自分自身の気持ちが「な〜んとなく、良い感じに上がる」ことが大切。

ただ、無理に姿勢を正すと逆に疲れちゃうので、そこはプロにご相談ください(茶番w)

セルフケアで対応したい方は「腸腰筋」と「仙骨」を意識すると良いですよ♪(↑の種明かしです)

2)清潔に保つ

人間は本能的に不潔なものを嫌います。

仕事の都合上、衣服が汚れてしまうのは別として、単純な「横着で不潔な状態」が続くと、他人からも”自分自身からも”嫌われてしまいます。

簡単なところだと、小まめに歯を磨くだけでも効果的。

見えないところですが、靴下や下着類も清潔なものを使うだけでも違ってきます。

…誰に見せるわけでもないんですが、穴の空いたパンツとか履いてると、なんとなく気分が下がるんですよね^^;
(↑貧乏学生時代の実体験ですw)

3)食欲をコントロールする

ちょいちょい「#私は深夜のラーメンを我慢できる自制心のある立派な大人です」なんて言っていますが、これが効果絶大だったりします(マジで)

時には気分転換に美味しいものをお腹いっぱい食べることも大事ですが、食欲に限らず過ぎた欲望は身を滅ぼします。

世の中で「成功者」と呼ばれる人たちは自己管理を徹底できている人が多く、三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)をバランス良く適度にコントロールすることが、成功の基礎となることを体感的に理解している…そうです(本で得た知識ですがw)

そのトレーニングの第一歩が食欲のコントロール。

本能に流されないように精神力を鍛えることで「自分自身に勝った!」という成功体験を積み重ねていきます。

また、コンビニ弁当や冷食の類も便利で良いですが、それも続くと身体の健康のみならず、メンタルにも悪影響ができます。

やはり、多少は身体に悪くても美味いものは美味いので、時には食べたくなります(笑)

ただ、それを節度をもってコントロールすることが大事で、時には「自分自身を躾ける」ことも自己肯定感を高めるためには必要なトレーニングです。

4)息詰まったら温泉やサウナに行く

人間、身体を温めたり汗をかくと、それだけでスッキリするものです。

また、先述の「清潔に保つ」にも繋がるメリットもあります。

日帰り入浴なら、1回1000円程度かそれ以下。

1時間2980円のリラクゼーションに行くより経済的だし、定期的に通えば鍼灸治療よりもコスパがいいです(大笑)

5)時間の管理を徹底する

おそらく、現代社会を蝕む諸悪の根源が、この「時間管理」だと思っています。

自分も仕事をする上で、時間管理が肝になっていますが(完全予約制なので)これが崩れると、めっちゃストレスになります。

逆に、1日の流れがわかっていてスムーズに進めば、問題がない…どころか、むしろ快感(笑)

仕事の都合で第3者と折り合いをつけたり、トラブルが原因で予定が狂うこともあるでしょう。

しかし、「そういう事態も想定して、時間を管理する主導権は譲らない」という姿勢を保つことが大事な点。
(活字にすると簡単ですが、実践するのは相当な精神力が必要ですが…^^;)

まずは「睡眠時間」と「食事の時間」の確保から始めてください。

言葉は悪いですが、「忙しい!」が口癖になり、寝てない・食べてないアピールをするようになったら、それは生産性が低いことに対する自己弁護でしかない…と思った方がいいです。
自己弁護(言い訳)は、自己肯定感を育むための要素にはなりません。

6)ストレスの原因から距離を置く

自分にとってメリットがない、考えるだけ無駄なこと…というものが世の中にはたくさんあります。

悪口にも聞こえるかもしれませんが、自己肯定感が低い人はこの「考えてもどうにもならない事」に一喜一憂して、考えている/問題意識を持っている現状に居心地の良さを感じている傾向が強いです。

際たるものがSNSの炎上案件。

一昔前はワイドショーで芸能人の不倫ニュースなどを偉そうに語るコメンテーターなど。

もちろん、実生活に影響のある課題は積極的に取り組むべきですが、その他の「クソどうでもいい噂話」に貴重な脳細胞と時間を割いていても、生活は豊かにはなりません。

SNSはミュートやブロックの活用、テレビは好きな番組以外は見ない=流しっぱなしにしない、不要なメッセージは消す…など。

それだけもで、有益に使える時間は増えるし、生産的な活動に繋がります。

7)自転車で長距離を走る(笑)

これは完全に藤本の趣味ですが、いいですよ、ロングライド(大笑)

自転車で100km走った時の達成感はなかなか気持ちのいいものだし、600kmも走ると「謎の無敵感」が爆上がりします。

もちろん、事前の下調べや計画の作成、それを実行できる体力や現場判断能力…等々。

複合的な要素があって初めて成り立つ…という側面があり、これは別に自転車ではなくてもいいですが。
( 他で思いつくところだと、登山とかジムで筋トレとか。ホームページ作りも通じるものがあります)

自分の場合は自転車ですが、この「計画」→「実行」→「達成感」というサイクルが大事かな?という肌感覚です。

達成感は「成功体験」とも言い換えることができ、自己肯定感を高めるためには成功体験は不可欠です。

繰り返しますが、別に自転車に限定はしなくて良いので、自分なりの成功体験をたくさんできるようにチャレンジしてください。

8)得た知識を実践する

インターネットやスマホの普及で、お金も手間もかけずに情報は簡単に手に入るようになりました。

例に漏れず自分も、臨床の情報や料理のレシピ、ロングライド前は各地のコンビニの位置と営業時間&飲食店情報などをネットで調べています。

が、ここに落とし穴があって「調べただけで満足しちゃう」という状況に陥りやすい環境にもなっています。

知識を得るのも大事ですが、さらに自己肯定感に昇華させるなら「実践」は不可欠です。

例え「新型コロナの後遺症に鍼が効く」と”知っていたところで” 実際の臨床で”一定の効果が出せてお客さんに喜んでもらえた”という体験には勝てません。

料理動画やgoogleマップで飲食店のレビューを見ても腹が膨れるわけではなく、実際に自分で調理をしたり、お目当ての飲食店に足を運ばないと、腹は膨れないし味もわかりません。

自己肯定感を高めるには「誰かから聞いた話」ではなく「自分自身が感じた事」を大事にした方が効果的。

中華鍋一杯に作ったチャーハンや酢豚の写真をSNSにアップして「美味しそう!」って言ってもらえると、自己肯定感も腹も満たされます(笑)

9)物を大事にする

時々「捨てられない/貧乏性」とも揶揄されますが、他人の評価など、ここでは気にしません(笑)

気に入ってる物や大切な物を長く使ったり、天寿を全うするまで道具を使い切ると、気分はいい物です。

自分の場合、お気に入りのレッドウィングのブーツは手入れをしながら約20年。

小遣いを貯めて初めて買った長距離用の自転車も手入れをしながら、28年目(高校1年生の時に購入)

その他、耐久年数を超えても尚、使い続けている(*しまい込んでいるわけではない点が大事)ものがあり、気に入った/使い慣れたものに囲まれた生活…というのはなかなか快適な物です。

中華鍋も「育てる」なんて表現があるように、使い続けて&手入れをする事でしかでない”味”みたいなものがあります。

使い捨ても便利で良いですが「良い物を手入れをしながら長く使う」って価値観も、自己肯定感…という側面では良い影響があると感じています。

10)瞑想の時間をとる

「瞑想」と書くと敷居が高く感じていまいがちですが、簡単に言えば「誰にも邪魔されない自分だけの時間を持とう」という趣旨です。

その際に行うと良い…とされているのが「何も考えない」という時間。

「瞑想」や「マインドフルネス」と言われるこの行動は、身体に良い影響があることは最新の研究でも報告されています。

とは言え、この「何も考えない」というのはなかなか難しく、トレーニングが必要です。

そこでおすすめしたいのが、タイで知り合ったチベット僧直伝の瞑想法。

瞑想時にどうしても意識が湧き出てきてしまう人は

・生きててラッキーということを考える
・一緒に住んでいる身近な家族に感謝する
・それ以外に感謝をしだすとキリがないので考えない

まさに、シンプル・イズ・ベストな内容(笑)

確かに、ご先祖様や偉大なる何かに感謝の念を持つのも大事ですが、あくまでも瞑想中は「自分だけの時間」と定義すれば、それ以外の要素は一旦置いておくのも合理的な話です。

マインドフルネス的にも「今、この時間に集中すること」を重要視しているので、過去や未来についてアレコレ考えるのは得策ではありません。

冒頭にも戻りますが、瞑想をする事で呼吸や姿勢が整います。

また、ひと時でも思考を停止し頭を空っぽにする事で、脳内整理をしたり新たな夢を詰め込めたりします。

自分自身が不安定だと、自己肯定感もクソもありません。

まずは「今の自分を大切にする習慣」を身につけるトレーニングを始めましょう。

自己肯定感が低い事で起きる弊害

自己肯定感が低いと、前向きな行動がとれず、チャンスに巡り合った時にも動けません。

結果、何もできない…を繰り返すリスクが高まります。

そのような負のスパイラルに陥ると

  • チャンスの逸失
  • 自己成長/自己実現の妨げ
  • 自信/競争力の低下
  • リスク回避/責任転嫁の傾向
  • 抑うつや不満の増加

…が起きやすい環境になってしまい、ビジネスのみならず、実生活でも良い影響があるとは思えません。

自己肯定感が低い状態は、せっかくチャンスが巡ってきても「それを掴む準備が出来ていない状況」と言えます。

そこには「運やタイミングが悪かった」という言い訳は通じません。単なる準備不足です。

チャンスはいつもたった一回、二度目が来なければ全て失敗です。

ここまで読んで「そうは言ってもさぁ…、、、」と思った人は、危険信号が点滅している証拠。

一旦足を止めて、自分自身を振り返る時間が早急に必要です。

自己肯定感が高い人の特徴

これは本で得た程度の知識ですが、自己肯定感が高い人には以下の要素が共通しているようです。

  • 目標設定と計画立案
  • 持続的な努力と粘り強さ
  • 優先順位の明確化
  • 自己表現の促進
  • 健康的な生活習慣の確立

活字にまとめると簡単そうですが、実行するにはなかなか難易度の高い内容ばかり(笑)

ですが、ここでも「そうは言ってもさぁ…、、、」と思っていても何も始まりません。

自己肯定感の高い人は、意識的/無意識に関わらず、運やタイミング・環境条件に流されない基盤があるようです。

サウイフモノニワタシハナリタイ…と思うので、ここにまとめておきます。

正しい知識と実際問題

自分も気をつけるようには考えていますが、この「自己肯定感」も履き違えると諸刃の剣になります。

「自分は自分!」と考えるのは良い事ですが、決して「世界は俺のもの!」ではありません。

自意識過剰や自信過剰、他者を見下す態度、協調生の無さ、価値観の強要…等々。

身に覚えがある事で耳が痛い単語ばかりですが、やはり社会生活を営んでいる以上「他者に対する配慮」も欠かしてはいけません。

過度に正義を振りかざすのも暴力になるし、妬みや恨みの原因にもなります。

その辺も忘れないよう、決して卑屈にならず、天狗にもならず。

バランスを取りながら、正しい「自己肯定感」を実践していきたいと思う次第です。

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